忌む家

忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)

忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)

  • 新本格風の作風でホラーみたいな内容。
  • 新本格のような入り組んだ構造を楽しむ小説…と感じた。そのせいか、まったく「怖さ」は感じなかった。
  • 原因はくどい文章。「だろうか」とか「……」が多すぎて読みにくい。心理描写も一貫性がなくて読みにくい。
  • クトゥルーっぽい呪文が登場するけど、まったく関係なし。
  • 「メタ構造」らしい。家とドールハウスはともかく、人に関しては有名作家の名前が並ぶだけで白ける。「ウロボロス」みたいなのを読ませて欲しい。
  • 薀蓄は面白い。でもそんなに深くはない…。
  • 全体的にガッカリ。