螺鈿迷宮
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (143件) を見る
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (130件) を見る
- 「なにが善で、なにが悪なのか」というテーマが良い。絶賛するほどでもないけど、それなりに面白いです。
- 海堂尊は地の文章と会話文の筆力に差があるので、人物に魅力がないような気がする。巖雄の口調はない。加えて、単語が昭和すぎる。「とっぽい」とか久々に聞いたよ…。
- 思うに、海堂作品は読者の求めるものによってまったく評価が異なるんだろう。現代医療の問題点をミステリという体裁で提示することに面白さを感じれば評価が高いが、推理や物語性を求めるといまひとつ。「ワールド」とか「サーガ」とか言われちゃってるようなので、キャラ萌えの人にも良いのかも。
- 大したページ数でもないのに上下巻に分けて儲けようとするのはヤメて。