ジェネラル・ルージュの凱旋
- コレは面白い。見事なエンターテイメント。海堂尊に中途半端なミステリは必要ないってことです。
- 「ナイチンゲールの沈黙」と並行する物語であるため*1、先に読んでおかないと話が見えない部分がいくつかあるのは難点。文庫には時系列一覧があるくらい。登場人物一覧も。こういうのはラノベっぽくて萎える。いや、海堂作品はラノベとして楽しむべきなのかも? 登場人物萌えとか、地方都市の構築とか、語彙とか。
- 良くわからない言い回しは健在です。「風花」とかイワネーだろ普通。
- なんか結局悪い部分ばかり書いてますが、本作は面白いですよ。でも海堂作品はもうお腹いっぱいだな。多作だけどそれほど質は高くないし、なんで売れてるのかヨクワカラン。
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (215件) を見る
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (189件) を見る
*1:元々はひとつの話だったとか。長くなっても良いからひとつで出せば良かったのに。