amU presents!! 1st ALBUM Release party 【prism】@渋谷asiaP

いやー、雨降ってて寒かったです。
初のasiaPなんですが、ステージ高いし、フロア後方が階段状になっていて見やすい。
フロアの右側には「プリズム」が吊ってあります。気合入ってますな。
ステージ前に追加の台があって、その上にモニタスピーカが置いてありました。演出上必要だったんでしょうか。謎。
あと、フロアにテーブルと灰皿があって、バフバフとタバコを吸われてしまって閉口。せめて後方だけにして欲しいなあ。

de!nial

1番手はde!nial
どうしても「デニール」としか読めないんですが、「ダニエル」だそうです。
モフモフした意味のわからない被り物を付けている4人組。galaxxxyの衣装着てました。


ステージ中央には赤いラジカセ。はじまる前に「ラジカセって言ったら『クリィミーマミ』だろ」「あー、あったあった」みたいなことを話していたらVJがクリィミーマミ使ってて吹いた。
しかもそのラジカセは飾りではなかったのだ! ライブ中にぶつかって床に落としてしまったんですが、音が止まりました。「本当にそこから音でてんのかよ!」みたいな感じでみんな盛り上がる。トラブルって楽しいですよね。ライブですよね。
登場していきなりケミカルライトをフロアにぶちまけたり(半分くらいはステージに落ちてたけど)、インタールード的にまったく関係のない曲を流したり(しかもそれでちゃんと盛り上がる)。プラスチックス「COPY」はかなり高まりました。オリジナルの曲も映像もだいぶヘンテコな感じ。


公式サイトの頭のおかしさも堪能していただきたい。

Mizca

光岡さんなので、「みつか」さんです。どう読んでも「みづか」なんですが。今日は読めない人が多い。


まったくノーマークで、ライブ前に見た記事でも「へー、いまさらエレクトロかー」くらいに思ってたんですが、ちょう良かった。予想を良い方に裏切りすぎ。本日の個人的優勝。


「キラキラ☆」用のアー写はデーハーな巻き髪のヤツで、「こりゃないなあ」と思ってたんですが、登場してみたらストレートでパッツン。あらまあカワイイ。思ったよりギャルっぽくない。髪はアー写通りに金色に近いような感じなんですが、綺麗な色なので気にならない。
黒ブーツにピンクのヒラヒラ付きドレス風衣装にダンサー2人。ひとことで言っちゃうと「Aira Mitsukiフォロワー」って印象ですかね。「あー、お前のストライクゾーンはそこだよなあ」って言われそうですが、まあ、そう言う事です。


「Robotics」はいまさら感満載でさすがに微妙だなあ…と思っていたんですが「United To The Sky」がすげー良曲。こっちもストライクゾーンど真ん中です。MCでも言ってましたが、曲はpal@pop提供なんですよね。そりゃ良いわけで。局所的にしか反応してなかったのは残念ですが。
「キラキラ☆」もpal@pop節炸裂。「卒業ソング」とかどうでも良くなるキラキラ感。「いまさら」とか「いいかげん飽きたとか」言われがちですが、やっぱり女子+エレクトロだろ!


「告知ばっかりだと何なんで、プライベートの話を」と言いながら特にないですとかってノープランぶりを発揮するMCも好きです。内容はケーキとパン作ってますみたいな話とか、コンビニの添加物とか保存料とか入っているのは体に悪いですよとか。あと英語やってますって話もしてました。
3回目の路線変更再デビューらしく、なかなかの苦労人。がんばってー!



ブログ

http://ameblo.jp/mizca-smile/


キラキラ☆(初回限定盤)(DVD付)

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ヒダリ

ジャスティンが抜けてどうなっているのかと思ったら、一見、普通のお兄さん風のひとがエンジニアで入ってました。
同時通訳劇場はなくなってしまいましたが、ビートたけしのものまねから曲に入るなど相変わらず力の入っていない感じが良いです。
ベースの人のおかしな動きは健在。スニーカーの紐がほどけているのも気にせず奇妙なリズムを取り、目線はどこを見ているのかわからない。素晴らしい。
普通なら絶対に聴かないギターポップなんですが、不思議とヒダリは好きですね。


「東京納豆」ではamUも登場してコラボ。
最前に駆けつけるamUヲタのみなさん乙です。

公式サイト

http://hidaridesu.com/

JaccaPop

安定した楽しさ。
amUに次いでお目当ての方が多かったようです。


ファンにもらったチェルシーをくばったり撒いたりなど。ついでに「いくら巻」も投げる。投げ返される。投げ返す。コントロール良すぎ。
前半のMCであまりスベらなくて「いつもと違う!」と思ってたんですが、後半はグダグダに。「友達二人しかいないんで」がツボでした。

amU

「カプセルガール」が食傷気味だったり、物販のアホみたいな長さに嫌気が差してたりしてたんですが、やっぱりライブは良いですね。
今日は一番上から観てたんですが、ふたりの動きがわかって面白かったです。ぶつかったりとかいろいろミスってましたね。やっぱり緊張してたんでしょうか。


黒い幕を使った手品っぽい登場。
最近のライブでは、出囃子のリミックスの格好良さから1曲目に入るときの落差が気になって仕方がなかったんですが、この日はアルバムの1曲目でもある「Prism」へ。そしてさらに新曲「Driver」への繋がりは自然で格好良い! 素晴らしかったです。


まあ、「カプセルガール」でいつも通りの展開になるわけですが。
一番後ろで見ていたのでamUヲタじゃない人の反応も耳に入るんですが「(恐らくヲタを差して)こういう人たちもいるんだー」「歌ってないよねー」でした。前者はまあともかく、こう言う人たちはPerfumeにも「歌ってないよねー」って言うのかな…。そもそも今日の出演者を観に来ているんだろうから「演奏してないよねー」って揶揄にはどう答えるんだろうか…。


ピンクマンが登場したり、「Mad Drive」でde!nialが登場してコラボしたり*1。「Love the Candy Stream」では、アナログタンテの上で回るハートの映像が流れる、ゆっぱちゃん的(もしくはmarino的)な世界が展開。本人たちの面白いものをやっている感が伝わってくるのが良いです。
アンコールの「U&Me The カラフルメリーゴーランドハッピーエンド! 」では、ピンクマンが再登場して指揮者をするパフォーマンス。途中まではメルヘンチックな曲なんですが転調してからは失踪感と多幸感が溢れるエレクトロに。いやー、この曲は良いですね。ラストの曲の定番になるのかな。


旧曲と新曲の落差が大きい感じがしますが、それがamUですもんね。アイドルっぽい曲、格好良いエレクトロ、フューチャーポップ、どれもamUの持っている引き出し。この先どういう展開をするのかはわかりませんが、良いカオスはそのままでいて欲しいです。

公式サイト

http://goamugo.jp/

*1:(追記)そう言えばAiraと同じショルキー使ってましたね。