500円探偵「差出人」@渋谷EGGMAN

「犯人当てたら5万円」の「500円探偵」を観てきました。


まずは「500円探偵」の解説から。
舞台は3部構成になっていて、こんな感じの内容。


第一幕:演劇。このなかで殺人事件が起きる。
第二幕:観客が出演者に質問をして、推理をする。
第三幕:答え合わせ。


探偵である観客は「犯人」「トリック」「犯行動機」を入場時にもらった「捜査令状」に記入し、それがすべて当たっていた場合には、賞金5万円。「犯人」と「トリック」を当てた人がいた場合にはニアピン賞で1万円。複数いた場合には抽選、というシステム。
本格推理を読んでる人は面白そうって思いますよね、やっぱり。


シナリオの概要は「自殺の会」で集まったところに取材で潜入した作家が殺される、と言うもの。
あいタソは「鍋猫」というハンドルネームの薬剤師役。ピンクのナースと言うかメイドと言うか微妙なラインの衣装。加えて黒ぶちのメガネ。メガネメガネ。
「うわー、ごまんえんかー、当たったらマクロレンズ買っちゃうぞー」と頑張ってみた。が、結果は「犯人」と「トリック」は正解。「動機」は余計なことを書いていて不正解でした。うわーん。あいタソを絡めたくなって、いろいろ書いちゃったよ! バカ! オレのバカ! コップの動きは再現しないでも追えてたんだよなー。「本格」は言ってる事だけ、やった事だけ追えばOKってのはわかってたんだよなー。うう…。動機はどうとでも取れるので当てるの難しい!
3つ全部を当てた「ホールインワン」の方がいたのでニアピンにも参加できず。
まわりも「共犯もありえるかも」と言うミスリードに乗っかって失敗していたようです。まあ、そうとも取れるんですよね。「本格」は共犯嫌いですから、と言う理由で単独犯にしたところまではあってたんだけどなあ。


大変良いイベントでした。純粋に演劇としては微妙な感じかもしれないですが、推理しつつ観ると集中しますね。
あと「これにて一件落着!」の刑事役のひとがスゴイと思った。あの人は本物。